四月の誕生花は、イメージ通りのあの花!
四月生まれの皆さんには、もうすぐ誕生日が訪れますね。
誕生花は誕生石同様366日に振り分けられたものもありますが、今回は月ごとに決められた12種類のパターンの方を紹介させていただこうと思います。
誕生花を飾って誕生日を迎えれば、心に余裕のある一年を過ごせそうな気がしますね。
四月といえばこの花!桜
最近は温暖化の影響で三月中に開いてしまうことも多くなりましたが、やはり穏やかな春が訪れる四月は『桜』のイメージが強いですよね。
日本人に最も愛されている花の一つである桜が誕生花なんて、四月生まれの方が羨ましくなってしまいます。
そして桜の花言葉は『あなたに微笑む・純潔・精神美・心の美』です。
この花言葉を知ると、なぜ日本人がここまで桜を愛するのかがわかるような気がしますね。
イラストや塗り絵の素材などでも好まれることが多いので掲載しておきますね。
個性豊かな『アルストロメリア』
原色に近い力強い色と、株ごとに異なる柄の出方で園芸家の方を魅了しているアルストロメリア。
まだまだ日本ではなじみが薄いですが、花言葉は『エキゾチック』『未来への憧れ』とその出自と、誕生花の時期にふさわしいものです。
悲しい伝承を持つ可憐な花・『都忘れ』
その名前から連想される通り、都忘れには悲しい伝承があります。
承久の乱で失脚し、京から佐渡へと流刑になった順徳天皇が『都忘れ』を見ることで京の都への思いを忘れられる、といったことからこの名がつきました。
花言葉も『穏やかさ』『しばしの憩い』と、この伝承にふさわしいものになっています。
ですが、リビングに飾る花にはふさわしい花言葉だといえるかもしれません。
悲恋ながらも真実の愛『勿忘草』
最後に紹介するのも情緒ある和名が美しい『勿忘草』。
ですが、実はこの花は残念ながら外来種なのです。そしてこの名がついたエピソードも、しっかりと海外のもの。
――その昔、ルドルフという騎士が恋人のベルタのために花を摘もうと、ドナウ川のほとりへと降りていきます。
しかし彼は誤って川の流れにのみこまれてしまいました。ルドルフは最後の力を振り絞りって花束を岸へと投げ『僕を忘れないで!』と叫びました。ベルタはこの花をルドルフの墓前へと供え、彼の言葉をその花の名にしたのです。――
この中世ドイツ騎士物語が、勿忘草の名づけの由来とされています。
花言葉も名づけのエピソードからとられた『私を忘れないで』『真実の愛』『真実の恋』。
リビングに飾って、ロマンティックな気分に浸るのもいいかもしれないですね。