ジューンブライドは業界の策略?その意味と由来は?
花嫁といえばジューンブライド。最近では気候のいい3~5月、9~11月に座を奪われた感がありますが、それでも憧れている方も多いのではないでしょうか?
しかし、ジューンブライドについて調べてみると、梅雨の時期で結婚式の少ない六月にお客様を誘致するための結婚式・ホテル業界の陰謀という説も…。
六月に結婚式をしたら、本当に幸せになれるの?
その根拠や由来は本当にあるのでしょうか?
ギリシャ神話の神様が由来説
ジューンブライドが発祥した由来としてもっとも多くあげられるのが、ギリシャ神話の神様が由来であるという説。
ギリシャ神話の最高神はゼウスというのですが、この神様は日本の神様と同じかそれ以上に奔放な性格で、かなりの浮気性。
同業者(?)の神様だけではなく、人間や妖精にまで手を出してしまうほどの暴走男子なのです。しかしそんなゼウスにもヘラという正妻がいました。ヘラはギリシャ神話の中で最高位の女神であると同時に、浮気性のゼウスを離さないようにしていた『女性・子供・家庭』の守護神。『結婚生活』の守護神とも言えるでしょう。
このギリシャ神話が、ローマに持ち込まれて『ローマ風』の名づけを施されます。
するとゼウスはユーピテルに、ヘラはユーノーという名に代わります。
現代使われている太陽暦の原型を作ったのはこの時代のローマ人たち。
彼らは神様の名前をそれぞれの月にあてはめました。そしてユーノーは6月の守護神にもなったのです
結婚生活の女神に祝福された月に結婚したら、確かに幸せになれそうですね!
やっと余裕ができる説
昔のヨーロッパには結婚できない月がありました。
それは3-5月。というのもこの時期は小麦を植えるシーズン。日本でも田植えの時期と被る、農作業が最も過酷な時期なのです。
こんな時期に、結婚式なんてしている余裕はないですよね?
そこで結婚が禁止され、この期間に婚約をしたカップルは6月がくることを指折りに数えていたのです。
そしてめでたく6月が来ると、村々で複数のカップルが盛大に挙式をしたのだそうです。
ジューンブライドになるには?
どうしてもジューンブライドになりたい!
という方は、年末までには家族の紹介を済ませておくのがオススメです。
最近は少し人気が陰り気味とはいえ、ジューンブライドにあこがれる花嫁はたくさんいるため、半年前に行っても気に入った式場が抑えられない…なんて例も。
家族紹介、式場めぐりは早い分には問題ありませんよ!