皆既月食は2015年4月4日にやってくる!

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昨年10月に世間の話題をさらった皆既月食ですが、今年も観測することができます!

観測しやすいポイントや、観測できる時間について調べてみたので、皆さんも壮大な天体ショーを楽しんでくださいね。

今年の皆既月食は4月4日!昨年のものとの違いは?

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今年の皆既月食は4月4日ともう間近!

今回の皆既月食も、昨年の10月のものと同様に月がかけ始めてから完全に隠れ、そして再び現れるまでの全過程を観測できるものです。

昨年の皆既月食との大きな違いは皆既食(月が地球の影に隠れる状態)の長さです。

昨年の皆既食が1時間程度の長いものだったのに比べ、今年予想されているのは12分程度。皆既食の状態を楽しむには、この時間をピンポイントで抑えなければいけません。

2015年4月4日・月食のスケジュール予想

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今回の月食のスケジュール、もちろん国立天文台がしっかりと予想を立ててくれています。

かけ始める部分食の始まりは『19時15分』頃

まず月がかけ始める部分食の始まりは『19時15分』頃の予定。

昨年のものより若干早い時間にかけ始めるので、自宅で見ることが難しくなってしまうかもしれませんね。

皆既食になる時間は『20時54分』

皆既食になる時間は『20時54分』の予定です。

昨年のものが1時間10分で完全に隠れたのに対し、今回皆既食の状態になるまでかかる時間は1時間40分程度の予想。

少しずつ欠けていく月を楽しむのが、今回の皆既食の楽しみ方かもしれません。

『21時00分』頃に月が最も地球の影に隠れてしまう

『21時00分』頃に月が最も地球の影に隠れた後、『21時06分』頃から再び月の光が見え始めます。

『22時45分』頃には月は完全に地球の影から外れてしまって終了

そして『22時45分』頃には月は完全に地球の影から外れてしまいます。

月食は光が消えるわけではない

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この月食について調べるまで、皆既月食=月の光がない状態。だと私は思っていました。

しかし月が地球の影に隠れてもなお、地球を取り巻く大気によって屈折した太陽の光が月を照らし、赤銅色に染め上げるのです。

この状態の月は見られても年に二度ほど。ごく最近では2011年に8月28日と12月10日が年に二度の観測となっています。

今回を逃すと、3年待ちに!

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去年、今年と続けて日本で観測できた皆既月食ですが、実は毎年観測できるものではありません。

宇宙の運航スケジュールに従うため、訪れるまでにかかる時間はまちまち…。

もちろん、天文の専門家なら説明できる周期なのでしょうが、私にはとてもできないのでここでは割合します。

ともかく、話がずれてしまいましたが4月4日を逃すと、次回の月食は『2018年1月31日』になってしまいます。

全国各地で観測ができますので、晴れることを祈りましょう!

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