PM2.5と黄砂、その違いと対策とは?
春の暖かな陽だまり、窓を開け放ってお掃除がしたい…。
そんな思いを抱きながらも、やはりPM2.5や黄砂のニュースを聞いてしまうと、家族に喘息がいる私は気持ちが台無しになってしまいます。
しかし、PM2.5や黄砂の正体とは一体何なのでしょうか?
また、PM2.5と黄砂はどのように違うのでしょうか?
また喘息に影響はあるのでしょうか?気になったので調べてみました。
PM2.5の正体は煙?
厳密には違うようですし、私も専門家ではないので詳しく説明することが難しいのですが、PM2.5と煙の粒子には似通った部分があります。PM2.5と煙の粒子は、ともに『呼吸器からはいると簡単に肺まで行ってしまう大きさ』『皮膚につきやすい』『目の中に入る』という性質があります。
たき火やキャンプファイヤーの経験がある方ならわかるかと思いますが、煙はかなりのむせこみを起こします。PM2.5は喘息を持っている人間にとって、遠ざけなければならない物質といえるでしょう。
ちなみにこのPM2.5 は、工場などの排気ガスや一般家庭で暖を取る為の石炭ストーブが出す排気ガスなどの大気汚染物質が元となっています。エコロジーな生活を世界全体が心掛けることで、減らしていける物質とも言えるでしょう。
黄砂は昔からあった
特に関東在住の方にとって黄砂はここ数年で、比較的に最近ご存知の言葉かもしれませんが、関西ではかなり前から知られていた言葉だそうです。
それもそのはず、黄砂の正体は内モンゴルにある砂漠から飛んできた砂埃。関東よりも中国に近い関西のほうが、飛んできやすい位置にあります。九州などかなり被害があるようです。
この黄砂、砂埃としてだけ舞ってくるならさほど健康被害を恐れることはないそうですが、問題となるのがまたPM2.5です。
内モンゴルから偏西風に乗って飛んでくる間に、大気中を漂っているPM2.5が黄砂の粒子に付着することで、健康被害をもたらす黄砂が出来上がってしまうのです。また、黄砂にはPM2.5のほかにもカビやばい菌が付着しやすく、この状態になってしまった黄砂はPM2.5 よりも健康被害が大きいとされています。
PM2.5とつきあっていくには
人間の生活・また自然の活動と密接に関係しているPM2.5や黄砂は、減らすことはできてもなくすことはできません。
健康被害をできるだけ避けるためには
『外出時は必ずマスクを着用する』
有害物質やウイスル飛沫、花粉が入り込むスキマを作らせない。
鼻、頬、アゴ部をピッタリと固定させるための形状記憶ワイヤーが入っているマスクがいいですね。
画像はTV、新聞で取材殺到の洗って再利用出来るPM2.5マスク形状記憶ワイヤー入りピッタリッチより転載
『呼吸数を増やす激しい運動は控える』
『窓は閉めて空気清浄器を使う』
ことが重要です。