アロハシャツ、男の着こなしとオススメブランド
夏の定番のアロハシャツ、季節感を出せる柄に涼しげな素材で夏のおしゃれを楽しみたいですね。
でも、いくらトレンドや年齢に左右されないプリントとはいえ、オシャレに着こなしたいもの。アロハシャツのおしゃれについてみていきます。
ハワイの正装?!アロハシャツ
一般的にハワイでの正装は「男性はアロハシャツ、女性はムームー」と言われています。
ドレスコードのあるレストランでも、アロハシャツ着用なら問題ないとされています。
ただし、一口にアロハシャツと言ってもその種類はさまざまで、アロハなら何でもいいと
いうわけではありません。
最も正装にふさわしい格式のあるものは、やはりシルク素材の開襟シャツとなります。
人気ブランド集合
では日本でも人気のアロハシャツのブランドを探してみましょう。ここであげるブランドはほんの一部です。お気に入りのブランドを見つけるのも楽しみですね。
レインスプーナー(Reyn Spooner)
画像はEarth Dropより転載
1956年~。日本で最も人気のある老舗ブランドのひとつでしょう。ディズニーやMLBコラボアイテムなども展開しています。
カハラ(KAHALA)
画像は古着屋ドラセナより転載
1936年~。ホノルルでアロハシャツをつくった最初の会社の一つと言われています。
オーソドックスで品のあるデザインが多く、大人がさりげなく着こなせるアイテムが多いようです。日本ではなかなか入手できるお店も少なく、カハラを知らない人も意外と多いようですが、ハワイではレインスプーナーと人気を二分する存在です。
トリ・リチャード(Tori Richard)
画像はZAZAオンラインストアより転載
1956年創業。こちらも老舗です。オリジナルの上質プリントとハワイの気候にあった独自の素材で知られています。
シグ・ゼーン(Sig Zane)
ハワイ島にある、ハワイの伝統とオリジナルデザインにこだわった人気ブランド。
デザインはオーソドックスで、落着いたカラーにヤシやモンステラなどハワイの植物の柄を使ったデザインがメインです。
画像はこちらより転載
パラダイス・ファウンド(PARADISE FOUND & Diamond Head)
画像はカウチンファミリーより転載
トロピカル×開衿×レーヨン素材が代表的スタイルで、王道といえるトロピカルな柄を得意としています。フロリダやカリフォルニアでなどを中心に全米でも人気のブランドです。
別レーベルのDiamond Headはヴィンテージテイストのアロハシャツを展開しています。
画像はEarth Dropより転載
カメハメハ(Kamehameha Garment Company)
1936年~。創業70年を超える老舗中の老舗。
画像はSWAPMEETより転載
ヒロ・ハッティ(Hilo Hattie)
1963年~。日本人の間では巨大なハワイのお土産物屋さんという認識の方も多いかもしれませんが、ポピュラーなアロハシャツブランドです。
ホノルルのショップ「ヒロ・ハッティ」では、広大な敷地の店舗に自社以外のアロハシャツブランドのものも含め、品ぞろえが充実しているので見比べて買うのにはおすすめですね。
画像はZAZAオンラインストアより転載
まずはここを押さえる
着こなし上手になるために、押さえるポイントはなんでしょうか。
もともとハワイの正装スタイルのアロハシャツです。ボトムスには淡色系のチノパンがよく似合います。
ワークスタイルやカーゴパンツを避けてや白や薄いベージュカラーのキレイめデザインならどんな柄やデザインにも比較的無難に合わせられます。
迷ったらこれ
ハーフパンツは実によくアロハに合います。少し大きめのアロハをゆるく羽織って、アロハの存在感を引き立たせるようにするといいかも。
画像はAloha Outletより転載
おしゃれ上級テク
デニムでカジュアルにあわせるのももちろんアリですが意外と冴えない仕上がりになりがちです。
アロハシャツのハワイでの正装スタイルとしての歴史からくるシルクやレーヨンなどの上質感が、デニムコーディネートを妨げているのかもしれません。そこで、コットン素材や洗いざらし感の出る裏アロハを合わせると、しっくりくるでしょう。
アクセサリーはつける?
画像はレイピカケ@ハワイアンジュエリーより転載
アロハシャツを最大限にアピールするために、ボトムスはあくまでシンプルが基本としているので、レイなどは別として大振りなアクセサリーは避けたほうが無難と思われます。しかし、女性にも人気のハワイアンジュエリーで、伝統的なモチーフが魅力的なものをさりげなくつけるは素敵かもしれません。
メンズ用ネックレス、ペンダントには、釣り針を模したチャームや、神聖な植物であるマイレの葉をモチーフにしたものなど、さまざまなデザインのチャームがあります。それぞれのチャームに込められた意味を考えて、とりいれるのもオシャレですね。
アロハを身近に
アロハシャツと言えばハワイですが、その起源は和服にあるというのが有力な説です。
その昔日本からハワイに移住した人たちが着物を加工してハワイの気候にあった洋服を作った、というのがその起源といわれています。
しかも、今でこそ多くのネイティブブランドが存在しますが、1950年代頃までは精巧な染物工場がなかったため、記事は日本から輸出されていたという話を聞けば、日本とアロハシャツの結びつきを感じずにはいられません。
派手な印象のアロハシャツもいろいろなデザインが存在します。
お気に入りの一枚に出会って、素敵にオシャレに着こなして、夏を気持ちよく過ごしたいですね。