黄砂注意報~予報と対策情報は
春らしい暖かい日の光に誘われて干したふかふかの布団に包まれて眠る快感…でもちょっと待って。
3月から5月は花粉症の季節とともに、黄砂の飛来の季節なんです。
その行為で花粉症が悪化することもあります。黄砂について考えてみましょう。
黄砂とは
画像は気象庁より転載
黄砂とは東アジアの砂漠地帯から強風により大気中に舞い上がった黄砂粒子が浮遊しつつ降り積もるものです。
日本では3月から5月にもっとも飛来し、ひどいときには空が黄褐色になることもあります。
中国でも深刻な被害があります。
花粉よりもはるかに小さな粒子が日本に浮遊してくるのです。
画像はオールアバウトより転載
これが体内に入り、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎を悪化させる場合があるのです。
黄砂対策
黄砂対策として次のことが考えられます。
気象状況のチェック
画像は気象庁より転載
環境省の黄砂状況提供ホームページなどを活用して、黄砂の飛散状況をチェックしましょう。
黄砂の多い時期には外出を極力控える
不急の外出を控えましょう。家では窓を開けての換気にも気を付け、なるべく窓の開閉もしないようにするのもいいと思われます。
花粉症対策と同様に、眼鏡やマスクを使用する
画像は三次元マスク PM2.5対応より転載
花粉よりも小さい黄砂を防ぐために、高機能マスクを自分に合ったサイズで着用することが有効です。
花粉、黄砂、PM2.5の順番で小さくなっていく粒子ですから、PM2.5に対応しているマスクを選ぶようにしましょう。
洗濯物は部屋干しに
黄砂が飛び交う屋外に洗濯物を干せば、必然的に黄砂が付着します。なるべく部屋干しにして対応しましょう。
部屋干しは臭う、などのお困りごとは、洗濯で汚れをしっかり取り、干しているときの菌の繁殖を抑えることで解消できます。
汚れなどを効果的に取れる洗剤などにもこだわって、その効果が有効に発動できるように洗濯をしましょう。
画像は部屋干しトップより転載
画像は部屋干しソフランより転載
干し方にもこだわって、扇風機なども活用して上手に乾かすことが大切です。
布団も干すのはNG
お日様の匂いがする布団は最高です。でも、干した布団にも黄砂はついています。
外に干せない分、布団乾燥機や布団クリーナーなどの活用も、考慮にいれましょう。
画像は[RS-300/RAYCOP]除菌クリーナーより転載
布団クリーナーの昨今の大ヒットも、そんな背景があるのかもしれません。
専用クリーナーと、従来の掃除機に布団用ノズルのついた兼用タイプと、それぞれのメリット、デメリットを考慮して、予算と用途に応じた自分に合ったものを選びます。
健康で生活するために
黄砂が東アジアで発生して日本に届くまで、その粒子はどんどん小さくなり、その粒子にPM2.5などが付着して、よりアレルギーを引き起こす物質になりうるといわれています。その黄砂が体内に入り込めば、健康被害が考えられるのは自然の流れです。
花粉症対策に似ている黄砂対策ですが、どちらも体調を整え健康で生活するために必要なことととらえ、気持ちよく過ごせるように対応していきたいですね。