赤ちゃんに贈る端午の節句のお料理
離乳食が始まり、ミルクや母乳だけを飲んでいたころとは違う苦労の多い時期に入った赤ちゃんを抱える忙しいお母さんも、端午の節句には何か特別なものを、と考えているかもしれません。
でも、離乳食中はとにかく食べられるものも限定していて柔らかく作る配慮をしているので、特別な何かなどできない、と思われがちですが、そこは気持ちが重要です。
できる範囲で、できることを。子供の成長を祝いましょう。
基本のおかゆ
画像はAll About/離乳食の基本! ご飯から作る簡単おかゆより転載
離乳食全期にわたって基本となるのが、おかゆです。赤ちゃんによってはおかゆよりパンが好き、麺がよく食べる、ということがありますが、まずはおかゆからスタートする人が多いと思います。
生米からおかゆを炊けばいいのですが、時間がかかり、忙しい毎日でおかゆだけを炊く、というのは非効率です。効率的に時短して、ごはんからおかゆを作る方法をとるのもいいです。
大目につくったおかゆは、もちろんフリージングで保存をしましょう。
フリージングに活躍するのが製氷皿です。蓋ができるものならなお良し。蓋がなければラップなどでしっかりと蓋をします。ひとかけらが何グラムか計っておけば、赤ちゃんの食べる量も把握しやすくなります。
オススメ野菜
詳しくはこちらを参照
にんじんやじゃがいも、かぼちゃは離乳食に欠かせない食材です。ゆでてつぶして裏ごしして…手間だけ考えると気が遠くなりますが、簡単に、安心な食材を使って離乳食を作ることもできるんです。
北海道産野菜100%使用している野菜フレークにお湯を注いで作るだけ。これなら離乳食を身構えずに作れます。
離乳食初期の赤ちゃんも喜ぶ?!
離乳食が始まって間もない赤ちゃんは、一回に食材一種類を少量から与えていくので、献立の幅がありません。
しかし、ある程度ごっくんと呑み込める練習ができてきて、もぐもぐと食材を噛む時期になってきたら、一回に食材一種類を超えて使える食材も増えてきます。そこでカラフルな献立はどうでしょうか。
野菜フレークや簡単おかゆを上手に使って、盛り付けの工夫でいつものお皿も華やいだ雰囲気にしてしまいましょう。
画像はよりcookpad/子供の日♪離乳食初期の鯉のぼり☆より転載
離乳食後期の赤ちゃんは、食べられるものの幅が広がります。おかゆで作っていたところを形を整えやすいパンなどに置き換えて、かざってみるのもいいですね。
画像はよりcookpad/離乳食後期☆端午の節句☆食パンで鯉のぼりより転載
赤ちゃんと楽しくお祝い
赤ちゃんだから、まだよくわからないから、と言わず、少しの工夫で楽しんでお祝いの食事をつくってみましょう。
案外彼らはわかっています。お母さんの愛情と、綺麗なお料理を。