蛍、幻想的な姿を見られる時期は

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蛍を実際にみたことがありますか?

蛍は昆虫のなかまで甲虫類に属しています。日本には30種類以上、世界では2000種以上おり、日本の源氏蛍と平家蛍は、水中で幼虫期を過し成長、卵から成虫まで全ての生態で発光するという世界的にも大変めずらしい貴重な種です。

 

どんな種類がいるの

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画像は蛍を追って川に落ちるより転載

日本には有名な「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」ほかには、「ヒメボタル」や「オバボタル」、「クロマドボタル」などいろいろな種類がいます。でも、ホタルの仲間なかまには、「幼虫」しか光らないものもいます。

何故光る

 

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画像はキャノン・サイエンスラボ・キッズより転載

ホタルのお尻に近い部分に、発光器というものがあります。その中に発光する物質のルシフェリンと、ルシフェラーゼという発光するのを助ける酵素があります。

この2つの物質と体の中の酸素が反応して発光するといわれています。

発光する物質はホタルによって違いがあり、一般に知られている黄緑色の光以外にも黄色やオレンジ色など光の色はいろいろです。

 

生息に必要なもの

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太古の昔、人々は居を構えるときに蛍を探したといわれています。

蛍の生息には、清涼な水、土、光、空気、緑が必要です。

まさに、人の生活に必要なものと合致しているのです。

 

蛍の一生

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画像はNPOホタルの会より転載

 

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画像は清和ほたるの里、ゲンジ蛍とヘイケ蛍が舞う。より転載

成虫になり、2~3日すると地上に出てきます。東京では、6月中頃に飛び回ります。

ホタルの成虫は、1週間しか生きられません。その間は、「水」しか飲みません。

蛍の飛翔

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「ゲンジボタル」は、日没1時間後くらいから光り始め、午後7時半頃から午前4時頃まで、一夜に3回の光の舞いを見せてくれます。飛んでいるのは雄ボタル達で、ピークは午後8時過ぎ、午前0時頃、そして午前3時頃です。最も活発なのは1回目で、活動する時間も長くなっています。

ゲンジボタルが集団行動をするのに対し、「ヘイケボタル」は、1匹、2匹と控えめに飛び光っています。

 

蛍を守るは自然を守る

蛍の減少は川の汚染により幼虫やカワニナが生存できなくなることが主な要因の一つで、他にも川岸を護岸する蛍にとっての環境悪化や、成虫が活動する夜に車のライトや外灯を点灯させるとホタルの活動の妨げとなることもあります。

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蛍の減少は川の汚染により幼虫やカワニナが生存できなくなることが主な要因の一つで、他にも川岸を護岸する蛍にとっての環境悪化や、成虫が活動する夜に車のライトや外灯を点灯させるとホタルの活動の妨げとなることもあります。

現在自然保護の思想から、河川浄化や自然回復を目指し、ゲンジボタルの保護や定着の試みが日本各地で行われています。しかし、水質浄化だけでなく蛍にとっての環境整備が必要となってきます。蛍の生態を守ることで考えなければならないことが多くあるのです。

 

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