スナップエンドウの栄養価は適切なゆで時間やレシピ次第
淡く透ける黄緑色の鞘に、小粒ながらも歯ごたえのある実が詰まったスナップエンドウは、おいしい初夏の野菜の一つですね。
そんなスナップエンドウですが、実は栄養たっぷりの魅力的な野菜なのです。
そんなスナップエンドウの秘密に迫っていきたいと思います。
スナップエンドウ?スナックエンドウ?農水省からのお達しあり!
スナップエンドウを思い浮かべるとき疑問として上がりやすいのは、『スナップエンドウか?それともスナックエンドウか?』というものです。
実はこれにはちょっとした歴史があるのです。
スナップエンドウは、その名の通り『エンドウ豆』と兄弟の植物です。エンドウ豆の兄妹はかなり多く、実はグリーンピースもその仲間の一つです。では、それぞれの違いはなんなのでしょう?
サヤエンドウ…サヤごと食べられ、実は熟していない。
グリーンピース…実だけで食べられるように品種改良
スナップエンドウ…サヤごと食べられ、実が熟している
エンドウ豆…サヤは食せない。身をゆでて食べる。
このように、同じエンドウ豆の兄妹でもいろいろな食べ方があります。それぞれの押し示唆を楽しんでみてください。
スナップエンドウが、二分で茹で上がる!?
スナップエンドウを食卓に乗せる際、どうしても面倒なのは茹でる際の下処理。筋の取り方については別記事で紹介しておりますのでそちらを参考にしてください。
次に問題なのは、ゆで時間や鍋の大きさですよね。実はこれには簡単な解決方法があります。
その正体は底の浅い、蓋つきフライパンを使用してゆで上げることです。
用意するものは蓋つきのフライパンと、マグカップ1杯の水、そしてスナップエンドウです。
まずはフライパンに水を注いで蓋を閉め、沸騰させます。この際、事前に電気ケトルでお湯を沸かしておくと、さらなる時間短縮が図れます。
お湯が沸騰したら、スナップエンドウをフライパンの上に載せます。この際重なってもかまいませんが、できる限りバラバラな状態になるように注意してください。
蓋を締め直したら、2~3分間お湯沸騰した状態を保ってください。茹で終わったら、蓋を少しだけ内側にずらしてお湯を捨てれば、ざるを使用することなく湯切りが可能です。
この方法は、サヤエンドウでも使用することができますのでぜひ試してみてください!