車のサンシェードの効果はあるの?
真夏に限らず、直射日光のきつい季節にはあっという間に車内の気温は上がります。
その気温は高いときで車内温度が60℃近く上昇することもあるといわれています。
そうならないために、駐車中にサンシェードをしている車も多くみられます。
本当にサンシェードの効果はあるのでしょうか。
そもそもサンシェードって?
サンシェードは車のフロントガラスなどに日よけとして使用されているものです。
暑い季節がやってくると、多くの車で見ることができます。
車内の温度は60℃近くまで上昇し、ダッシュボードやハンドルに至っては70℃以上になることもあるといいます。
そこでサンシェードの登場です。一昔前はアルミの銀色のものが多くみられましたが、今では可愛いデザインも多数販売されています。フロントだけにとどまらず、サイドガラス、リアガラス等に設置することにより、車内温度の上昇抑止を目的としています。
そんなサンシェード、設置によってどれほどの効果があるのでしょうか。
サンシェードの効果
JAFによってサンシェード無しと有り、それから窓を開けておいた場合の車内温度とダッシュボードの温度を比較して何が一番炎天下対策にいいのかを検証した動画があります。
これによるとサンシェードがある事でダッシュボードの温度に違いは出ますが、車内の最高温度はあまり変わらない事がわかりました。
しかし、一方で、室内温度は10度近くも、ハンドルに至っては20度以上も温度が抑止され、日よけを設置することにより一定の効果が見られたという検証結果もあるようです。
あまり暑い時期炎天下に車を駐車すれば、車内温度が上昇することは容易に想像できます
それをいかに和らげるかを考えた時、サンシェードも一つの手段とできるかもしれません。
サンシェードの取り付けも気を付けて
暑さ対策としてのサンシェードの利便性はある一定の効果があると考えますが、では、その取り付けには何に気をつけたらいいのでしょうか。
取り付け方を誤ると道路交通法違反に触れる可能性があることをご存知ですか?
道路交通法には、第55条の2項に簡単に言うと『運転するときに視界を遮るものがあってはいけません』ということが明記されています。
そのため、駐車するときや停車中においては設置しても問題はありませんが、走行時に設置していると罰則が科せられる可能性があるのです。
広島県警ホームページ参照:車の窓ガラスのサンシェードにご注意!
よく見かける、サイドガラスにサンシェードを取り付けたままの走行は違反になりますから、注意しましょう。
フロント、リア、サイド、それぞれ
走行時のサンシェードの使用は禁止ですから、駐車時のみの利用になります。
今はたくさんの種類が販売されていますから、それぞれの部位にあった、そして趣味に合うサンシェードで車もオシャレしてあげるのも、楽しいですね。