らっきょうは、簡単に家庭菜園で栽培出来るのでおすすめです!
あたたかくなり、春からの家庭菜園デビューを果たした方も多いと思います。
しかし、初めての家庭菜園では何を作ればいいのでしょうか?
『らっきょう』は砂丘でも栽培できるほど生命力が強いため、初めて家庭菜園を作る方にお勧めの作物といえます。
酢漬けにしてカレーのお供にするのもあり、若取りして味噌と一緒に晩酌のお供にするのもありのらっきょうの育て方を紹介しようと思います。
肥料がなくても大丈夫!?丈夫ならっきょう。
家庭菜園を作る際にもっとも重要な工程の一つといえるのが『土づくり』ですが、生命力の強いらっきょうの場合は臭う堆肥を使わなくても栽培することができます。
広さのある菜園でしたら、畝(土を盛り上げた部分)を作ればそれで問題ありませんし、狭い菜園の場合は水はけがよくなるように苦土石灰をまくようにしてください。
また、肥料なしで栽培しもし葉色が悪かった際は卵の殻を砕いて捲くなどの対策をとる必要があります。
球根を手で分ける!
ホームセンターの園芸コーナーで売られているらっきょうの大半が『球根』じょうたいのものです。
これはこの状態からが最も育てやすく、らっきょうを栽培を広げやすいためです。
球根のらっきょうはいくつかの株が一つになった状態で売られているため、一球ずつに手で割るようにしてください。また、皮で覆われた状態であるため、こちらを向いておくようにしましょう。
花が咲くと意外とキレイ!
画像はあすなろ…ノンビリと過ごす日々…より転載
玉ねぎのような無骨な見た目からは想像も付かないくらい、花が咲くとキレイで、まるでラベンダーのような佇まいをかもし出します。
画像は鳥取県観光案内 とっとり旅の生情報より転載
ラッキョウ農家の畑はこんな感じになるようです。
うわ~!キレイですよね!
残暑に植えて、根気強く育てましょう
らっきょうは育てやすい植物ではるものの、あくまで比較的時間のかかる植物ともいえます。
8月下旬~9月中旬ごろに用意しておいた球根を植え、収穫できるのは最短の若取りで翌年の3月~4月。
酢漬けにするものを収穫する場合は6月までかかります。
また、らっきょうには1年どりのものと、2年どりのものがあるのですが、よりおいしいのは2年どりのもの。つまり、植えた翌々年の6月に収穫したものになります。
プランターで気軽に栽培したい方は、こちらのサイトを参考にされるといいです。
お世話のしかた
生命力の強いらっきょうではありますが、畑で栽培される方にとって、実は一つだけ気を使わなければいけないことがあります。
それは『土よせ』。
らっきょうの玉(可食部分)は光にあたると変色し、硬くなってしまうため、こまめにらっきょうのまわりに土を掛けるようにしましょう、
月に2~3度やるだけで、らっきょうの健康を守ることができます。