2015年 セ・パ 交流戦 日程は?今年から仕組み代わる何故か
2015年3月27日(金) セ・パ同時開催ではじまりましたプロ野球。
今年も交流戦が行われます。
でも今年の交流戦は例年とは違うらしい…どんな変更点があるのでしょうか。
日程は試合数削減の関係で短縮
2015年のプロ野球の日程で、一番の変更点となったのは、この交流戦です。
日程は2015年5月26日(火)~6月18日(木)で、2015年から試合数が24試合から18試合に削減されました。
交流戦のはじまり
2005年にホームとビジターで3試合ずつの計36試合のセ・パ交流戦が行われることとなりました。その後、2007年にホーム、ビジター2試合ずつの計24試合に削減されて毎年開催されています。
なぜ更に試合数削減?
セ・リーグ側の強い意向があったといわれています。平均観客動員が、交流戦がリーグ戦を下回るということから、見直しを求める声が出ていたといいます。
セ・リーグ側は、交流戦によって売り上げが落ちるなどの不満が爆発したのかもしれません。交流戦によって更にプロ野球の盛り上がりを期待していたのに、蓋を開けてみればセ・リーグ側に得があまりなかった、というわけです。
さらに、侍ジャパンの日程に合わせ、日本シリーズを11月1日までに終わらせておかなければ、という話まで持ち込み、セ・リーグ側の意向が通ったといわれています。
スポンサーと賞
日本生命セ・パ交流戦期間中の通算勝利数で勝越しを達成したリーグの6球団および最高勝率球団へ日本生命保険相互会社から下記賞金が贈られます。
- 1位球団 1000万円
- 2位球団 500万円
- 3位球団 400万円
- 4位球団 300万円
- 5位球団 200万円
- 6位球団 100万円
- 最高勝率球団 500万円
勝越しリーグの勝率1位球団から1名を「日本生命セ・パ交流戦MVP」として選出し、日本生命保険相互会社から賞金200万円が贈られます。
また、セ・パ両リーグの選手の中から、「日本生命賞」を1名ずつ選出し、日本生命保険相互会社からそれぞれに100万円が贈られます。
交流戦の危機は野球の危機?
せっかくいい企画だった交流戦が削減されたことは、プロ野球ファンとしたら残念で、削減削減でいずれなくなってしまうのではないか、という不安があると思います。
球団経営的にはあまりいいところのない交流戦が原因で、球団経営がダメになって野球界全体が傾くことは、交流戦で野球界を盛り上げる最初の意図とは反してしまいます。
しかし、ファンにとっては楽しい交流戦。
ぜひともファン、選手、球団、それぞれにとって良い状態になれることを願っています。